11月21日(水)、皆さんが日帰り研修旅行を楽しんでいるのを余所に、武蔵野法人会主催の「AIxIoTでつながる、かわる近未来~これからの時代を生き抜くために~」に参加して来ました。講師は日本マイクロソフト株式会社エバンジェリストの西脇資哲様です。FM東京で乃木坂46メンバーとラジオ番組のパーソナリティーも務めているそうです。
本セミナーはデモなども交え、分かり易い説明であっと言う間の90分間でした。
セミナーの内容を簡単に紹介すると以下の通りです。
本セミナーはデモなども交え、分かり易い説明であっと言う間の90分間でした。
セミナーの内容を簡単に紹介すると以下の通りです。
-
どんなものがつながるのか?-種類-
車両 自転車、車、トラック、農機、建機、電車、飛行機/ドローン、船 住宅 照明、家電、ドア、冷暖房、監視カメラ、警備装置 社会インフラ 信号機、照明、交通機関、監視カメラ、道路、鉄道、ビル、設備 人/生き物 人間、ペット、家畜 -
どんなものがつながるのか?-業種-
製造業 設備、工作機械、輸送機械、検査機器、車両、印刷機器 建設業 重機、建機、車両、計測器、表示灯・案内板、機器・道具、作業員 小売業 店舗、設備、什器、レジ 医療医薬 設備、検査機器、人(医師、看護師、患者) サービス業 車両、建物、人、計測器 -
たとえばどんなセンサーがあるのだろう
- 熱・温度(気温、水温、油温)、湿度、気圧、天候
- 照度(明るさ)、速度、加速度、回転数
- 高度、位置(GPS)、容量(水などの液体の残量)
- 振動、距離、重量、ひずみ、接点、電流、電圧、磁力
- 体温、歩数、血圧、心拍・脈拍、血流量、呼吸
- 音(マイク)、映像(カメラ)、五感、生体
-
なぜ今 AI・人口知能が注目されるのか?
- インターネット接続が当たり前の時代
- クラウド上での無限の能力
- 豊富なビッグデータ
- 次々に登場するインテリジェントなエッジの登場
-
AI・人口知能は
- 人が考えていたこと(頭脳/知能)を機械で行う
- 人が機械で操作してやっていたことを機械が行う
- 人の代わりに機械が 人と同じ理解をし、考察する
- 人の代わりに機械が 回答/対話をする
- 人の代わりに機械が 未来/将来を予測する
- 人の代わりに機械が 判断をする
- 人の代わりに機械が 行動をする
-
AI・人口知能によるコグニティブの実現
視覚 Vision 画像/ビデオの読解/顔識別/感情判別/OCR 音声 Speech 話者識別、音声⇔テキスト 言語 Language 文章解析、文意文脈理解 知識 Knowledge Web/学術情報ビッグデータ解析 検索 Search 検索エンジンによる情報収集 -
AI:人間と同等以上の精度を実現
画像識別率 人間以上 96% 2016年 音声認識の誤認識率 人間以上 5.1% 2017年 文章の読解力 人間以上 88.5% 2018年1月 機械翻訳 人間同等 69.9% 2018年3月 -
人にできてAIにできない事
- 人には複雑な表現力、伝える力がある
- 人には相手に会わせて伝える力がある
- 人には変化への適応能力があり、長期的な目的の理解ができる
IoTによって様々なセンサーから入った大量の情報がインターネットを通じてクラウド上に蓄えられています。その大量の情報(ビッグデータ)をAIが分析し未来を予測します。データが増えれば増えるほどAIは賢くなって行きますが、我々はこの賢くなったAIをインターネットを通じて簡単に利用する事ができる様になります。人間の行動すべてをAIに置き換える事はできませんが、ビジネスにおいて利用しない手はありません。しかし、インターネットは非常に便利な反面、セキュリティをしっかりしておかないと犯罪に巻き込まれたり、停電になった時に何もできなくなると言ったリスクもありますので、それらの対策もしっかりとしてAIとIoTに向き合っていく必要がありそうです。
そして何より一番怖いのは、自身の行動履歴もお金の収支も何もかもがクラウド上に記録され、家内にバレバレになってしまう事です(~_~;)